胃なしケイコの【日日是散歩】(にちにちこれさんぽ)

36歳で胃がん(印環細胞癌)に 胃と胆のう全摘から10年目の記録

マイケルみたいになっちゃうかも?

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今気になっていることがあり、今回はちょっと時系列が変わって

一度去年の日記に戻ります。

過去日記 2020年1月20日

実は人知れず悩んでいたことがあり

誰にも言っていなかったけど
不安でしょうがないので…

白斑が広がってきている

白斑と言えばマイケルジャクソンも患っていた皮膚の病気で

肌の色が白く抜け落ちてしまうもの

たしか2年前くらいからかな?
最初は、肘にぽつりと
穴あけパンチで開けたくらいの丸が白く抜けて2つくらいでき

❓なんだろう❓くらいにしか思ってなかったんだけど

痛くも痒くもないし

 

それが、ふと気がつくとだんだん広がってきて

それ以外にも体のいろんなところに

水ぼうそうの痕みたいな紅い斑点がときどきできては消え

でもそれもなんか気になるから

去年の冬に皮膚科にいったけど、乾燥からきてるから保湿クリーム塗っておけばいいと言われて

 

塗ったけど全く効果なし 

 

半年前に美容皮膚科で相談したけど

「あーこれは原因もよくわからないし、
なかなか治らないんですよね〜」

と、言われ
特に薬もなく

 

まあ、しょうがないのか…と放置していたけど

最近、ついに額の生え際にまで白斑が出始めた

これが顔に広がってきたらどうしよう…って思ってたら

なんか広がってきた

眉毛の下も色が抜けてきた

 

先週気になって漢方薬局に行ってみたら
処方できるらしいけど

保険が効かないから
煎じ薬 1日1000円以上‼️😱
しかも、そんなにすぐに治るものでもないらしい

 

かかりつけの内科と皮膚科が一緒になっているところで相談したら

胃全摘後の悪性貧血から白斑の症状が出たりすることもあるから
それが原因かもと言われて

塗り薬を一応出してくれたけど
よくなる気配なし😢

 

しかも、血液検査の貧血の値が年々酷くなり
胃全摘の術後、時間が経過するにつれ減少していく
体内の貯蔵鉄 フェリチンが底をついてしまったみたい

 

欧米ではフェリチン100以下だと妊娠の継続が許可されないらしいけど

私、半年前の血液検査の結果が5…だったのをおととい知って愕然とする

5って…これでも、2ヶ月に1回くらいのペースで筋肉注射で鉄剤打っているのにな〜

なんかもういろいろショックで
何にもする気が起きなくなってしまったほど…

 

あー、この皮膚の症状も体がなにかサイン出しているんだろうなと思ったけど

これからきているのかもな…

しかし、よくこの貧血状態で
去年あの修行僧のようなヨガ三昧な日々とキックと仕事こなしていたなと

妙に自分に感心したり

 

私の胃がんを見つけてくれたかかりつけの先生にも見せながら相談したら

「うーん、困ったな〜マイケルジャクソンみたいになっちゃうかもしれないかもな〜

専門のところで診てもらったほうがいいかもな」

 

マイケル⁉️私が?

結構な衝撃

 

白斑外来というのが大学病院であるらしいので、そこに行ってみようかとは思っているんだけど…

とりあえず、母が
「困ったわね…あなた、マイケルジャクソンみたいになっちゃったらどうしよう…」と呟いて心配していて😔

かわいそう。

 

2020年2月10日

白斑のつづき…

漢方薬飲み始めました

薬膳料理教室の先生から紹介していただいた

カリスマ中医師の先生に
血液検査の結果見せながら、今までの経緯を紙に書いていったのを見せながら説明したら

 

「これは…普通の人だったら立っていられないよ!

頭もボーッとして思考が停止してしまうくらい

それなのに、ヨガやったりこれだけ動けているのが信じられないですよ

 

たぶん、ヨガを続けていたのがいいんだと思います。
ヨガは気の流れや血の流れをよくしてくれますから、
少ないエネルギーでうまく体を動かせているからでしょう。

 

胃を全摘して9年経つとは言え、

貧血も普通はここまで悲惨な数値にはならないんですけど、体の中でうまく切り替えができていないところがあって
胃がないことを補えていないから

皮膚にも栄養がいかない状態になって白斑が出て、免疫力が低下しているから普通だったらなんでもないような摩擦や外部からの刺激に反応して
紅い斑点ができてしまったりしている」

と、言われました

 

あと、この数値が低いとストレスに対応できず、うつ状態になってしまったりするらしく

私が去年職場のストレスで1か月ずっと微熱が続いて下がらず、抗うつ剤飲みながら会社に行っていたのも

だからか…

 

私がこんなに適応できないことってなかったのになんでだろう…?って悩んでいたけど

その他、婦人科系のこととかもぜーんぶ納得

すべてはつながっている

 

前の日にも白斑の患者さんが来ていたらしく

「その方はね、顔も、髪も、眉毛まつ毛ぜーんぶ真っ白に色が抜けてしまって北欧の人みたいになってしまってね

毎週眉毛も染めてるって

体もあなたより大きな白斑だらけで
西洋医学のレーザー治療とか受けたけどよくならなくてうちへ来たの」

 

そんなにひどくなったらどうしよう…

 

「もう少し他の臓器に頑張ってもらえるようにしましょう。

今まで通り、注射や点滴は西洋医学に頼れるところは頼って

ひとりで悩まないでね。
なにかあったら電話してきてくれていいですからね!」

って優しく力強く言われて泣きそうでした

 

とりあえずは
1日2回 漢方薬をお茶みたいにして飲んで、
気長に改善するのを待ちます

いや〜しかし、思考が停止するレベルか〜

どうりで頭の回転が悪くなったと思った😅

そして、やっぱり超人らしいよ

 

2021年11月8日現在

結局漢方薬は2ヶ月分くらいは飲んで生理不順は解消されたものの

白斑に関してはなかなか改善も見られなかったのと、お値段も高いので飲まなくなってしまいました。

 

漢方薬を飲みはじめた頃に、また新たな皮膚科を探してそこでレーザー治療を2回ほどやってもらいました。

これもまた即効性があるわけではないし、週に何回か通わないといけない感じだったのでどうしようかな〜と思っているうちに緊急事態宣言が発令され、不要不急の外出はしないほうがいいなということでストップしたままになってました。

 

白斑の原因は不明だけど自己免疫性疾患の一種じゃないかって言われているらしく

本来だったら細菌やウィルスなどに対する防御に働いている免疫が、何らかの理由で皮膚のメラニン色素を作る色素細胞を攻撃してしまうことで発症すると考えられているそうです。

ストレスがきっかけになる人もいるらしい。

ストレスか〜できはじめたのは会社で仕事している時からだったけど、そこまですごいストレスを抱えていたかというと、そうでもないと自分は思っていた・・・

 

けど、胃癌になった時もそうだけど、どうも私は自分が思っているよりも体が正直に反応してしまうみたい。

今思えば、なんかいろいろ無理していたかもな〜って思うことはあり

 

他の自己免疫性疾患を合併することもあるみたいで、特に甲状腺疾患が多いらしい。

そう、私も血液検査の結果、甲状腺機能が低下しているらしく去年からずっと薬を飲み続けている。

 

白斑のことは気になるけど、それをまた気にしすぎると不安ばかりが大きくなって、よりストレスを感じちゃいそうだったので

顔さえ広がっていかなければ、まぁいっかくらいのスタンスでいようとそこまで気にせずに

ヨガの時とかも背中も隠さずにあえて出したりしてました。

隠そうとすると気持ちが沈むから

 

顔の方は早めにレーザーを使った紫外線治療をしたのがよかったのか?気がついたらおでこの生え際と眉毛の下の白斑は消えた?わからなくなっていました。

肘から下も前よりは分からなくなってきたような気がする

 

ただ、肩甲骨周りと腕の白斑はまた最近広がってきているように思えて、お風呂上がりに鏡を見てちょっと大きめの白斑ができているのを見るとため息をつきたくなるんです

 

先月も大学病院を紹介してもらって皮膚科で診察してもらったけど、

とりあえずチラッと見て

「白斑の場合は、対処療法しかなくて完治することはない」って言われて

甲状腺機能との関連性もあるかどうかとか調べたらわかるのかと思ったら、そこまでは調べられないらしい

 

というわけで、今は結局副作用の少ない塗り薬を気休め程度に塗って

予約が取りやすい病院でレーザー治療を受けたいなら受けてくださいと言われて

気が乗らないのでそのまま放置している状態

 

今までの人生で肌だけは悩みなくきたのに、治らないって言われるとこんなに気持ちが沈むものなんだなぁって結構鬱々としています

あと、紫外線に当たるのはあまり良くないらしくて気をつけないといけない

 

でも、今のところマイケルみたいにはなっていないし

北欧の人のような外見にはなっていない

完全にアジア人ですわ

 

大学病院の先生にも

「パッと見た感じすごいスピードで広がっていく感じではなさそうですけどね」って言われた

じゃあ、しょうがないからタラタラ行くか

 

自分ではどうしようもできないことで悩んでいても仕方ないしなぁ

しかし、医学がこれだけ進歩してもまだまだ原因不明とか治せない病気っていろいろあるんですね

っていうのを感じました。

 

マイケルほどの財力を持ってしても治せなかったし

コンプレックスを持って生きていかないといけなかったんだもんなぁ

西洋医学の限界も感じたし、東洋医学的考え方の方が私にはしっくりきたなっていうのが今のところの感想。

 

とりあえず、残った内臓たち頑張ってくれ!

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